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はまってるオンラインゲームとか、コンピュータゲームとか、創作とか、愚痴とか、いろいろ
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クリア記念に、1週目の時の主人公の心境の変化などをつらつらと。
ジルオールでは、主人公の台詞がほぼ皆無ですからね。
主人公独白。印象深かったことが中心。

続きを見るときの予備知識

・主人公設定
名前:ステファニア
性別:女
年齢:15,6
武器:剣(+盾)
称号:地の流星→竜字将軍→竜殺し
出身:ミイス(地図にない村)

メインPT:セラ、フェティ、デルガド
最終仲間:ルルアンタ、レルラ=ロントン、ユーリス、エステル、オルファウス、オイフェ、PTメンバー

クリアレベル:56
クリアソウル:インフィニティア

 お兄ちゃんを捜す。
 ただ、その一心で旅をしてきた。
 お兄ちゃんを見つければ、直ぐに村に戻って、復興の手伝いを行うつもりだった。
 けれど、目の前で困っている人を見過ごすなんて出来なかったから、頼まれれば、何でも引き受けた。
 セラには、
「もっと考えろ」
と、何度も怒られた。
 きっと、冒険者など、自分の性に合わなかったのだと思う。
 何度も何度も、これで良いのかと疑問に思うこともあった。
 でも、依頼を達成するたびに、困っている人を助けたたびに、
「ありがとう」
って、その一言で、疑問は解消されていた。


 人を、この手で殺めるまでは。


 戦争に参加する事を、気楽に考えていた。
 ただ、土地から追い出せば良いのだと思っていた。
 けれど、そんな言い訳の通じない戦で、初めて人を殺めた。
 初めて人を殺めた割りには、狼狽えることも無く、事務的に作戦を遂行していた。
 地の流星と呼ばれるまでに、どれほどの魔物の命を奪ったのか。数えきれるものではない。
 おそらく、人も魔物も、敵に回れば同じなのだと、心が麻痺してしまったのだ。

 それでも、目の前で人が死に、泣いて戦がなければと恨み言を連ねられれば、自分の行動に疑問を持たざるを得なかった。
 そして、自分の両手は、既に魔物の血で汚れ、人の血までも浴びてしまったのだと、漸く自覚した。
 私は、戦を引き起こした憧れの人を、最低だ、と嫌悪し、反発し、彼の言葉には一切従わなかった。
 しかし、戦に参加して手を赤く染めた私もまた、最低なのだ。私が彼を責める権利など、全く無いのだ。寧ろ、流されていると責められても仕方のない行動だ。
 だからこそ、人を殺めた事実に目を瞑り、お兄ちゃんを捜すという名目を振りかざし、がむしゃらに依頼をこなしていった。


 それは、束の間の休息でしかなかった。


 戦での功績から勲章を貰った私は、再び戦に呼ばれた。
 世話になった人の頼みと言うこともあり、断ることが出来なかった私は、戦場で、任務で酷く後悔することになった。
 任務では、憧れの人・ネメアが私を庇って次元の狭間に落ちた。私は彼の言葉に耳を貸さず、反発していたのにも関わらず、だ。彼の考えがサッパリ分からなかった。
 エンシャントの都で知り合い、ロストールの都で母親に「宜しく頼む」と頼まれた人、アイリーンをこの手に掛けることになった。
 今まで、ただひたすらに邁進していた私に、逃げるという選択肢が無かった。
 戦には勝利したが、私の気持ちが晴れることは無かった。
 鬱屈した私の気持ちとは裏腹に、歴史は残酷にも動き続ける。
 世話になった人、ゼネテスは謀反罪で捉えられ、ロストールの都でクーデターが起こる。
 ゼネテスと王女・ティアナと王女・アトレイアを助け出すべく、都をかけずり回るが、ティアナしか助けられなかった。
 ゼネテスはレムオンに切られ、アトレイアはシャリによってそそのかされ、闇の女王だと宣言して敵に回る。
 旅に出て得た絆が失われて、私の心にぽっかりと穴が空いてしまった。


 その穴を埋めるべく、ひたすら依頼をこなし、お兄ちゃんを捜す。
 が、エステルが誘拐され、他の巫女と共に生贄にされそうになってしまい、私は急いで救出に向かった。
 今回は運が良かったのか、巫女を助け出すことには成功した。
 しかし、エステルの姿だけが無く、私の心の穴は大きくなった。

 ネモに生存を確認すべく猫屋敷に戻れば、ナッジが離脱した。
 コーンス族の国を作るというジラークの考えに同調し、合流するためだった。
 エステルの生存を確認する前に、急ぎナッジの後を追い、アルノートゥンに入った。
 無事ナッジと会うことは出来たが、彼の決意は固く、説得は無理だった。
 ならば、せめて、彼の手が人の血で穢れてしまう前に、彼が他のヒトの手で殺められてしまう前に、私が……。
 どうして、私が。
 ナッジ、ごめんね。
 何度も何度も、謝った。謝って、謝り続けても、彼の命の重みは手から消えてくれなかった。


 禁断の聖杯の行方が分からなくなり、お兄ちゃんの行方も完全に分からなくなった。
 今はそれどころではない、という気持ちも大きかった。
 ただ、サイフォスはお兄ちゃんじゃないかという確信はしていたが、会うことなど出来るはずもなかった。

 エステルが生きている、と聞いて、急いで救出に向かう。
 エステルを助けるために、精霊神の願いを聞き届けねばならない。
 今度こそ、今度こそ仲間を助けるんだ。
 そう思い、二人の巨人を倒し、エステルを助け出した。
 しかし、エステルは、闇が近付いたと、巨人を倒すべきじゃなかったと言う。
 昔話を思い出し、巨人が何者なのか、精霊神は誰なのか自覚した私は、完全に手が闇に染まっているのだと思った。
 それでも、後悔はしていない。エステルを助ける為なのだから。


 死竜を倒した。
 目覚めるべき存在ではないとは言え、竜を殺したのだ。
 皆から、竜殺しと言われ、私の中で何かが吹っ切れたようだった。

 オイフェを助けた。ネメアへの、精一杯の手向けだ。
 それでも、ゼリグとドルドラムを助けることは出来ず、私の中に重く重く、二人の存在がのしかかる。

 古の樹海へと足を踏み入れ、昔話を聞き、新しいソウルを貰う。
 私は、思わずティラとウルグを哀れに思うようになった。
 そして、神に縛られた大地をも哀れに思うようになった。
 ノトゥーンが全て正しいわけではなく、またティラもしかり。
 私は、私が正しいと思う道を進もうと、思った。

 翔王を、海王を倒し、それぞれの属性の精霊神を解放する。
 巫女を殺め、消し、それでも成し遂げるべきだったのかは分からない。
 ただ、巨人の成すべき事は正しいとは思えなかった。
 精霊神が人々に驚異をもたらすというならば、それに対抗して見せよう。

 エンシャントの都が、廃墟と化した。
 サギヴ、ゾフォル。
 交流が深かったわけではないが、手に掛けるのが忍びなかった。
 ソウルが戻るわけではなく、どうしようもない感情だけが残り、早く、この神を巻き込んだ戦を終わらせるべきだと、新に決意した。


 ネメアを救出した。
 ようやく、彼と、彼の父であるオルファウスと分かり合えた気がする。
 最終決戦は、エンシャント。
 敵は、多い。


 シャリも、アトレイアも、エルファスモ、可哀想だ。
 死でしか運命から逃れる術は無かったのだろうか。
 私は友人だと思っていた。
 しかし、エンシャントの街を戦場にするような友人は、友人だからこそ諫めねばならない。
 私が立ち向かうことを決めた。


 巨人を倒すと共に、ティラも倒した。
 ティラの味方だったわけではない。ただ、私の、今を生きる大事な人に害をなそうとしたからこそ、倒した。
 ただ、それだけなのだ。


 竜王の考え方には賛同できなかった。
 ノエルが、カフィンが、レイヴンが、大事だった。
 だからこそ、ナーシェスも大事だけれど、三人を道具扱いする竜王が許せなかった。
 カフィンとレイヴン、ノエルの気持ちを胸に、私は竜王を倒しに向かった。
 今は、もう神など居なくて良いのだ。



 全てが終わる。
 私は、ミイスに戻れない。
 もう、両手は血に染まっているのだ。
 神官として戻る事など出来ない。
 また、竜王を殺めたこと、巫女を殺めたこと等、様々な罪があからさまになって、私は追われるのかも知れない。
 その事もあって、私は海を渡ることを決めた。
 ただ、逃げる訳じゃなく、異種族間が問題なく過ごせるような街を探しに出かけるのだ。
 ナッジ。レムオン。ネモ。フェティにデガルド、リリアンタ、レルラ=ロントン、オイフェ、オルフェウス。
 様々な種族が仲間にいた。
 その仲間達が苦労しないような、餞になるような、街を探しに行こう。
 それが、私の贖いでもあるのだと、信じている。



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こんな所。流されっぱなしで、色々人を殺しちゃったからこそ、開き直って神を殺しまくったファーストプレイでした(苦笑)

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武器って…なんだ
BlogPetのセティア  : URL  2009.09.28.  Mon  14:03:46   編集
武器って…なんだろう…?
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